『リーグ・オブ・レジェンド』のeスポーツ史上最高のロスターと評されるT1の「ジェオペグケ」を今年限りで見ることができなくなりました。
T1は19日、主力トップレーナーの「ジェウス」チェ・ウジェとの契約が終了したと発表しました。これにより、2021年12月3日に結成され、1082日間続いた「ジェオペグケ」時代に幕が下りました。
「ジェオペグケ」とは、T1の主力選手である「ジェウス」チェ・ウジェ、「オナー」ムン・ヒョンジュン、「フェイカー」イ・サンヒョク、「グマユシ」イ・ミンヒョン、「ケリア」リュ・ミンソクを指す名称です。
彼らは3年間単一のロスターを維持し、LCKで優勝1回、準優勝4回、eスポーツワールドカップで優勝1回、『LoL』の世界大会「Worlds」で優勝2回を成し遂げ、最強チームとして君臨しました。
特に、世界最高峰の舞台とされる「Worlds」で3年連続決勝進出し、昨年と今年の2連覇を達成しました。
イ・サンヒョクを除く4選手は今年限りでT1との契約が満了しました。
T1はWorlds終了直後から全員の残留を目標にストーブリーグに取り組みました。
リュ・ミンソク、ムン・ヒョンジュン、イ・ミンヒョンと順次再契約に成功し、目標達成に向けて順調に進んでいるように見えましたが、チェ・ウジェとは最終的に合意に至りませんでした。
チェ・ウジェの次の移籍先としてはHanwha Life Esportsが有力視されています。
一方でT1は2025シーズンの主力トップレーナーとして、今年Hanwha Life Esportsでプレーした「ドラン」チェ・ヒョンジュンとの契約を公式発表しました。
チェ・ヒョンジュンは2019年にGriffinでデビューし、DRX、KT Rolster、Gen.G Esports、Hanwha Life Esportsを渡り、今夏の優勝を含め、LCKで4回の優勝トロフィーを手にしています。
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