今年に入り、海苔の価格が高騰し、さらにニンジン、キュウリ、ごぼう、たくあん、ほうれん草などの材料費が上昇する中、キンパの原価が徐々に高くなっています。その結果、キンパ店を経営する自営業者たちは閉店に追い込まれる傾向にあります。
フランチャイズ業界の報告によると、全国のキンパ店のうち、廃業を決意し店舗を手放した店は184軒に上るとされています。ここに分食系のフランチャイズ店まで含めるとその数はさらに多くなると推定されています。
また、韓国農水産食品流通公社によると、今月の海苔の価格は10枚基準で昨年の988ウォンから1363ウォンへと38.0%上昇しました。キンパによく使用されるニンジンは1㎏あたり6,254ウォンから7,475ウォンへと19.5%上昇し、キュウリは10本で1万3,157ウォンから1万4,607ウォンへと11.0%値上がりしました。ごぼうの納品価格も中国産の基準で1㎏あたり5,000ウォン近くに達しました。さらに、配達コストの増加も負担となり、一部の店舗では配達の最低注文額を3万ウォン(約3,200円)に引き上げたり、食事時間帯は配達注文を受け付けないなど、営業方法を調整する店舗も増えています。
結局、キンパ店を運営する自営業者たちは価格を引き上げざるを得ないと訴えています。
韓国消費者院によると先月のソウル地域でのキンパの平均価格は3,485ウォンで、1年前(3215ウォン)より8.4%上昇しました。
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