不当合併や会計不正の疑いで起訴されたサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長が、一審に続き二審でも無罪を言い渡され、10年にわたる司法リスクが事実上解消されました。これにより、李会長はこれまでの「経営の足かせ」から解放され、サムスンの危機克服や「世界にまだない」新事業の発掘を含む未来への準備を、より一層加速させると見られています。

3日、財界と法曹界によると、ソウル高等法院刑事13部は資本市場法上の不正取引行為・相場操縦、業務上背任などの容疑で起訴された李会長に対し、一審と同様に無罪を言い渡しました。
これにより、長らく足かせとなっていた司法リスクから解放された李会長が、「ニュ―サムスン」を本格始動させ、サムスン電子の危機克服に向けてスピードを上げることができるのか注目が集まっています。
李会長は、昨年11月25日の控訴審の最終陳述で、「最近、サムスンの未来に対する懸念が非常に大きいことをよく認識している」と述べ、「我々が直面している現実はこれまでになく厳しいが、この困難を必ず乗り越え、一歩前へ進んでいく」と明言しました。
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