国内で約1300万人がタトゥーを持つほどタトゥー文化が広まっている中、一部の施設でタトゥー保持者の出入りを制限する「ノータトゥーゾーン」の運営を巡って議論が続いています。
タトゥーの露出制限に対して、「タトゥーを見るだけで威圧感を感じる」という賛成意見と、「個人の自由を侵害する」という反対意見が対立しています。
ソウルの主要な5つ星ホテルも次々とノータトゥーゾーンを導入しています。
ソウル汝矣島（よいど）にあるコンラッドソウルでは、ジムやプールの利用規定に「他人に不安感や不快感を与える程度の過度なタトゥーを持つ顧客の入場を制限できる」と案内しています。
近くのフェアモントアンバサダーソウルでは「15cm以上のタトゥー」がある場合、プールの利用が制限され、タトゥーを隠すためにパッチやタトゥーが覆われる水着の着用を求めています。
このような規制は一般のジムにも広がりつつあります。
あるジムでは「過度なタトゥーの露出を自粛すること」を入場条件として明示しており、大きなタトゥーが腕や脚にある場合、長袖や長ズボンの運動着を着用するよう求めています。
この問題に対して、ネットユーザーの反応は分かれています。
ある人たちは「タトゥーは個人の自由だ」、「多くの芸能人もしているのに何の問題があるのか」という意見を出していますが、一方で「タトゥーは公共の場で露出しないほうが良い」、「子どもが見ることを考えれば、控えるべきだ」という声も上がっており、タトゥーの露出を制限するべきだとの主張も根強いです。
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