ロシアの日刊紙「コメルサント」によると、昨年7月から今年7月までの韓国アイスクリームの小売販売が約90％増加しました。同期間のロシア全体のアイスクリーム販売額が27.3％上昇したの比較すると顕著な成長を示しています。
韓国のアイスクリームは主にロシアの小売チェーンを中心に販売されており、一部の店舗では韓国のアイスクリームが全輸入アイスクリームの3分の1を占めることもあると新聞は付け加えています。
この人気により、現在モスクワの大型スーパーではメロナ、スクリューバー、スイカバーなど韓国のアイスクリームのみを販売する専用冷凍庫も見られると伝えられています。
これについてロシアの生活用品企業団体「ルスブランド協会」のアレクセイ・ポポビチェフ理事は、「ロシアの若者の間で映画、テレビシリーズ、K-POPなど、韓国文化の人気が全般的に高まっており、アイスクリームの販売も増加しているようだ」と述べました。
実際、ロシアのある大学で韓国語を研究しているアデリア教授は、「韓国ドラマなどが人気を集め、韓国語を学びたい若者が増えている」とし、「1時間あたり500ルーブル（約7400円）から3000ルーブル（約4万円）を支払って韓国語の教師を探すほどだ」と説明しました。
一方、ロシア小売企業協会（ACORT）のイゴール・カラバエフ会長は、「輸入製品は平均で2倍高価なため、大衆的には依然としてロシア製品が好まれている」とし、「一般的に全アイスクリームの中で輸入品の割合は7〜8％程度」と説明しました。
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