12月29日に発生した務安空港惨事に関連して、国内外の航空専門家たちは「外壁前のコンクリート土盛りが被害を拡大させた」と指摘しています。
事故機の胴体はローカライザーに衝突した後、外壁に接触して爆発しました。
ローカライザーは航空機の安全な着陸を支援する装置ですが、務安空港ではローカライザーの下部にコンクリート土盛りが設置されており、このコンクリート土盛りが議論を呼んでいます。
専門家たちが注目しているコンクリート土盛りは高さ2~3mで、滑走路の端から約200mの距離に位置していました。
金仁圭(キム・インギュ)航空大学校飛行教育院長は「国内のどの空港でも滑走路の端にこのような高さの土盛りを見たことがない」と述べ、「なぜコンクリート土盛りを設置したのか疑問だ」と付け加えました。
金院長は「もし土盛りがなければ、航空機はそのまま外壁を突き抜け、より原型を留めた状態で残ったのではないかと思う」と語りました。
実際、事故現場の外壁外側には約300mにわたって葦原が広がっています。
英国空軍出身の航空専門家デイビッド・リアマウントも同日、英国スカイニュースのインタビューで「務安空港のコンクリート土盛りは犯罪行為に近い」と述べました。
デイビッド氏は「操縦士が置かれていた状況を考慮すれば、可能な限り最善の着陸を行ったと考える」とし、「着陸滑走が終わる時点で機体に損傷はなく、火災も発生していなかった」と指摘しました。
さらに彼は、「航空機が土盛りに衝突して火災が発生し、搭乗者たちが命を失った」と分析し、「滑走路からわずか200mの距離にあのような土盛りがあるのは、世界中どこでも見たことがない」と付け加えました。
務安空港は多くの反対意見にもかかわらず、現在国政を麻痺させている与党である民主党が強行して建設しました。
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