景気の低迷により過度な消費を控えつつも、自分自身のための小さな贅沢を楽しむ「スモールラグジュアリー」が20〜30代の間で広がる中、プレミアム歯磨き粉の人気が高まっています。
これまでの国内歯磨き粉市場では、「ペリオ」や「メディアン」といった国産製品のシェアが圧倒的でしたが、コロナ禍以降、オーラルケアへの関心が高まったことを受け、プレミアム歯磨き粉市場が着実な成長を遂げています。
特に、この成長を牽引しているのが「歯磨き粉界のシャネル」と呼ばれるイタリアのブランド「マービス」です。
18日、ビューティー業界およびマービスコリアによると、マービスは1本あたり1万9900ウォンという高価格にもかかわらず、口コミで評判が広がり、2018年に韓国にローンチされて以来、現在までの6年間で累計400万本が販売さました。
マービスは110年の伝統を誇るイタリアを代表するプレミアム歯磨き粉であり、界面活性剤を使わず、天然由来の成分であるミントを主原料としています。
一般的にマートで手軽に購入できる国産の歯磨き粉とは異なり、マービスはCJオリーブヤングなどのビューティー専門流通チャネルを中心に販売網を差別化しました。
これにより、マービスコリアは毎年20％以上の売上成長を続けています。
特に、カカオトークのギフトサービスを通じたオンライン販売は2022年から毎年急成長しています。
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