フィギュア選手キム・ヨナと善意の競争を通じて互いの技術を高め合い、韓国人にも非常に馴染み深い浅田真央選手が韓国を電撃訪問しました。
これは日本航空（JAL）の韓国就航（金浦-羽田）60周年記念式典に出席するためであり、かつての良きライバルであるキム・ヨナ選手の母国、そしてJALとの60年の友情を築いた韓国をサプライズ訪問したのです。
韓国の人々は浅田真央さんとキム・ヨナの競争を常に興味深く見守り、バンクーバーオリンピックでジャンプに満足のいく結果を得られなかった浅田が涙を流した時には共感と慰めの気持ちを抱きました。
JALは浅田真央さんの訪韓を秘密にしており、金慶倫（キム・ギョンリン）JAL韓国支社長などごく一部の社員を除いて誰もそのことを知らなかったです。韓国の人々にとっても驚きと喜びの登場でした。
日本の元フィギュアスケート代表である浅田真央さんは、「ヨナとの競争がなければ私はこの場所にいなかったでしょう。ヨナは私にとってとても大切な存在です」と語りました。
さらに「ヨナと共にアジアを代表するフィギュアスケート選手として一時代を築けたことを嬉しく思います」と付け加えました。
浅田真央さんは続けて、「初めてヨナ選手と会ったのは14歳の時でした。母同士も知り合いで、おにぎりやキムチを交換するほど親しい仲でした」と振り返ました。
この日行われたJALの金浦-羽田就航60周年記念式典には国内航空業界や旅行業界の関係者約200名が出席しました。
浅田真央さんの友情に満ちた発言はJALの韓国就航60周年を一層輝かせ、日韓の友情をさらに強固にするための重要な役割を果たしました。
日韓国交正常化の1年前にあたる1964年から金浦-羽田路線を大韓航空と共同で週3便運航を開始したJALは現在も毎日3便を運航しており、この路線を最も長く運航しています。
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