(株)農心は、海外事業の高成長にもかかわらず、国内市場の不振の影響で売上高と営業利益のいずれも減少しました。
「Kラーメン」の人気が高まる中、中国を除いた海外事業では、ベトナム(20.4%増)、日本(20.3%増)、オーストラリア(15.4%増)、アメリカ(1.4%増)などで均等な成長を示しましたが、国内市場は景気減速の直撃を受けました。
国内の市場規模が縮小する中で、スナック(6.6%減)や飲料(13.8%減)分野の減少幅も大きく、オンラインチャネルの販売不振により売上高が20%以上減少しました。
その結果、国内市場の低迷に対応した販促費の投入、海上運賃を含む輸出関連費用などの経営コストが増加し、収益性が大幅に悪化したと説明されています。
農心は、国内で好評を得ている新商品「辛ラーメン トゥンバ」を前面に押し出し、第4四半期での反転を目指します。
同社の関係者は「『辛ラーメン トゥンバ』を第4四半期に本格的にグローバル市場へ投入する予定だ。先月稼働を開始したアメリカ法人のカップ麺ライン増設の効果で業績の改善を図る」と述べました。
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