韓国鉄道公社(KORAIL)と鉄道労組がストライキ予定日の前日に行った最終交渉で妥協点を見出せず、労組は予告通り5日午前9時からストライキを開始します。
KORAILによると、4日午後4時から行われた最終交渉は決裂しました。
賃金引き上げ、成果給の支給、人員補充といった主要な争点について双方の立場の隔たりが大きかったと伝えられています。
鉄道労組のストライキは昨年9月以来、1年3カ月ぶりとなります。
KORAILは列車利用者の不便を最小限に抑えるため、可能な資源を総動員する方針を示しました。
同社は副社長を中心に緊急輸送体制に入り、24時間体制で非常対策本部を運営します。
通常時に比べて運行率を首都圏電鉄で75%(通勤時間帯は90%以上)、KTXで67%程度を目標に列車を運行する予定です。
また、KORAILはアプリ「コレイルトーク」や公式ホームページなどを通じて列車情報の案内を強化します。
列車利用者は運行状況を必ず確認し、バスや航空機などの他の交通手段も検討するよう呼びかけています。
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