国家遺産庁は、韓国が申請した「韓国の醤(ジャン)仕込み文化」がユネスコ無形遺産委員会の評価機関による審査で「登載推薦」の判定を受けたと発表しました。
通常、「登載推薦」を受けた文化遺産は特別な事態がない限り人類無形文化遺産に登載されるため、12月2~7日にパラグアイの首都アスンシオンで開かれる第19回無形遺産委員会で最終的に登載が確定される見通しです。
これにより、韓国の人類無形文化遺産登載件数は合計23件となります。
「ジャン」とは、テンジャン、カンジャン、コチュジャンなどの発酵調味料を指し、韓国の食文化の基盤を成す食材です。
「ジャン仕込み文化」には調味料としてのジャンだけでなく、材料の準備から製造までの全工程が含まれています。
評価機関は、「ジャンはご飯やキムチと共に韓国の食卓の中心であり、家族のアイデンティティを反映し、家族の絆を深める役割を果たしている。また、ジャン仕込みの伝統はこれに関連した文化的慣習を生み出している」と評価しています。
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