韓日両国政府が、互いの国を訪れる観光客の入国審査を事前に出発地で行う「事前入国審査」制度の導入を検討していることが分かりました。
4日、読売新聞をはじめとする日本の主要メディアは、両国が事前入国審査制度の来年導入を検討中であると報じました。
事前入国審査制度は、外国人観光客が出発前に自国でパスポート、入国書類、顔写真などを通じて入国予定国の審査を事前に受けるものです。出発前の待機時間に行われ、到着後は簡単な身元確認だけで入国できます。
韓国と日本の政府は、入国審査官を相手国の空港に派遣する形でこの制度を検討中であると伝えられています。来年の韓日国交正常化60周年を迎え、友好政策の一環として進められるものです。
日本のメディアは、「審査時間を大幅に短縮し、観光客やビジネス関連の人的交流を促進する目的」と説明しました。最近、日本を訪れる韓国人観光客が急増しているため、入国手続きの時間が長くなってしまうことが増していることも要因と見られます。
業界関係者は、「出発前に審査対象者が分散されれば、空港での待機時間が大幅に短縮される可能性がある」とし、「最近の旅行者は迅速な手続きを望んでいるため航空会社のチケット発券ファストトラックサービスに関心が高いですし、日本旅行の利便性が高まれば、旅行の需要につながる可能性も高い」と述べました。
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