インチョン空港税関は、韓国の空港および港湾の保安区域(保税区域を含む)内で発生した遺失物を旅行客がすぐに見つけられるよう、「関税庁遺失物照会システム」と警察庁「遺失物統合ポータルシステム」を統合し、一元化された遺失物照会システムを構築・運営を開始したと発表しました。
これまでインチョン空港内で旅行客が物を紛失した場合、その物が課税対象かどうかによって遺失物を確認できるシステムが異なっていました。
例えば、免税店で購入した酒やタバコなどの課税対象遺失物は「関税庁遺失物照会システム(UNI-PASS)」で確認する必要があり、その他のパスポートや身分証明書などの非課税対象遺失物は「警察庁遺失物統合ポータル(LOST112)」で探す手間がありました。
簡単に言えば、課税対象遺失物は税金納付が必要な酒やタバコ、免税品を指し、非課税対象遺失物は税金納付が不要なパスポートや身分証明書、カード、使用中の財布、衣類、携帯電話などを意味します。
このように二元化されたシステムの違いを知らない旅行客にとっては、物を紛失した場合、税関、警察、インチョン空港遺失物管理所、航空会社など複数の機関に電話しなければならないという不便がありました。
昨年の基準では、非課税対象遺失物の件数は2万8552件で、前年の6454件に比べて4.4倍増加し、課税対象遺失物も昨年は4129件で、前年の2022年の2494件に比べて1.6%増加しました。
特に空港保安区域内で発生した遺失物は、2022年の8948件から2023年の3万2681件に3.6倍増加しました。
これにより、インチョン空港税関は二元化された遺失物照会システムを警察庁遺失物統合ポータル(LOST112)に統合し、旅行客が税関、警察、遺失物管理所などどこに電話しても遺失物を照会できるように改善したと発表しました。
税関関係者は「今回の遺失物照会システムの統合により、年間4000人の旅行客が遺失物を見つける際に発生していた混乱と不便が大幅に減少することが期待される」と述べました。
サイトアドレス:ost112 警察庁遺失物の総合案内←こちらをクリックしてください。
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